今季限りでG大阪監督を退任した西野朗氏(56)が20日、引退を表明した元日本代表の神戸DF宮本恒靖(34)にエールを送った。06年までG大阪に所属した愛弟子に「現役生活は素晴らしかった。これから現役以上のチャレンジを期待している」と、第2の人生に旅立つ宮本へはなむけの言葉を贈った。

 前日19日には宮本から「これからしんどい日々が待っています」という内容のメールが届いたという。

 今後、宮本は指導者になる可能性もあり、西野氏は「オレたちはサッカーでの人生しかない。アイツは間違いなく、そういう(監督の)道を歩むだろうし、それがアイツらしい。サッカー界にも、貢献していかないといけないと思う」と語った。

 いつの日か監督としての対戦を夢見ているように、西野氏はいつまでも宮本の話を続けていた。