<J1:磐田2-1清水>◇第20節◇22日◇エコパ

 今季2度目の静岡ダービーは、ホーム磐田が先手を取った。前半23分、個人技で右サイドを突破したMF山本康裕(20)のクロスにFWジウシーニュ(26)が合わせて先制。一方、清水も同41分にゴール前の細かいパスから、最後はDF太田宏介(23)が押し込み同点。しかし、同43分に磐田MF山本康裕がプロ初ゴールをマーク。磐田が清水をリードして折り返した。

 後半は運動量が落ちた磐田に対して、追い掛ける清水のペースで試合が進んだ。同11分にMF兵働昭弘(28)に代えて、MF枝村匠馬(23)。同25分にはMF小野伸二(30)を投入するなど、前線の選手を入れ替えて、反撃を狙った。だが、GK川口能活(35)を中心に最後まで集中力を切らさなかった磐田守備陣の前にゴールをこじ開けることはできなかった。磐田は2連勝。清水は痛すぎる3連敗となった。