J2東京Vが16日、横浜市内のマリノスタウンで横浜と練習試合(45分×2本)を行い2-3で惜敗した。

 前半に2点リードされるも後半10分にFW平本一樹(29)が頭で、19分にはMF小林祐希(18)がこぼれ球を右足で押し込み追いついた。32分に横浜MF中村俊輔(32)にPKを決められ「良いサッカーをしても勝たないといけない」と川勝良一監督(53)は結果にこだわったが、内容は上々だった。

 ボランチ、センターバック両方で要となっているDF富沢清太郎(28)も「守備の安定が攻撃につながるので、どちらのポジションでもやることを整理していきたい。攻撃陣もこうやるべきだということをプレーできた」と、24日のJ再開戦(愛媛戦、駒沢)へ収穫を得ていた。