<J1:C大阪3-1浦和>◇第24節◇28日◇長居

 C大阪が浦和を6年ぶりに下し、5試合ぶりの勝利を収めた。後半3分、MFファビオ・ロペス(26)からのパスを受けたMF山口蛍(20)がゴール右に流し込んで先制点を奪うと、43分にはMF扇原貴宏(19)が浮かし気味のミドルシュートで勝ち越し。さらにロスタイム、ファビオ・ロペスのシュートがクロスバーに当たった跳ね返りをMF倉田秋(22)が頭で押し込み、試合を決めた。

 レビークルピ監督(58)は「きょうは決定的チャンスでも相手を上回り、美しい勝利をつかむことができた」と、上機嫌。プロ初得点を決めた山口、扇原のダブルボランチを「2人とも資質を兼ね備えている。将来が明るい選手」と絶賛した。