名古屋ドラガン・ストイコビッチ監督(46)が3日、中部国際空港着の航空機で来日した。オフを自宅のあるフランス・パリで過ごし、リフレッシュ。5日のチーム始動に備え、仕事場に戻ってきた。「パリSGにも行ってアンチェロッティ(監督)にも会った」と旧知の名将から、刺激も受けたという。

 フランクフルト発の搭乗便には、ブラジルでオフを過ごしていたDF田中マルクス闘莉王(30)MF三都主アレサンドロ(34)と、闘莉王の故郷で自主トレを行っていたMF小川佳純(27)、スペインのRソシエダードに短期留学していた田中輝希(19)吉田真紀人(19)の両MF、さらにボスコ・ジュロブスキー・ヘッドコーチ(50)も同乗。

 指揮官とヘッドコーチ、さらに主力選手の搭乗をまったく知らなかった吉田は「(フランクフルトの)空港で会って、ビックリしました。グランパスが7人ですよ。世界は狭いな、と思いました」と話し、出迎えた報道陣を笑わせた。