G大阪は4日、DF中沢聡太(29)が左腓骨(ひこつ)遠位端骨折で復帰まで14週間と発表した。

 雨の中で行われた前日3日に、ちょうど練習が終わりかけた頃に負傷する不運だった。負傷直後は歩行すら困難で「かなり痛いです。ちょっと、これはまずいかもしれません」と苦渋の表情で語り、大阪・茨木市内の病院に直行していた。

 中沢は今季のリーグ戦全試合にフル出場している不動のセンターバック。チームは現在、J2降格圏の16位に沈んでおり、守備の要となる中沢の長期離脱は大きな痛手になる。復帰はシーズン終盤になる見通し。低迷するG大阪が、窮地に立たされた。