G大阪の長谷川健太新監督(47)が、厳しい姿勢で改革に乗り出す。28日の練習から、エースFWレアンドロらブラジル人選手が合流した。昨季、途中加入ながらチーム最多14得点を挙げ、不動の存在でもある点取り屋について言及。

 新指揮官は「昨シーズンは点は取りましたけれど、その以外の部分はどうなんでしょう?

 アシストなりの動きは、少なかったのではないですかね?」とチクリ。さらに「特別扱いはしないですね。(FW陣は若手の)川西もいますし、外国人にこだわらず、いい選手を使いたい」と続けた。

 また、才能がくすぶっているMF家長についても「いいところが出ればいいですが。そうでなければ、他の選手(を使う)というチョイス(選択)もある」と語った。

 J2屈指の戦力がそろうG大阪だが、長谷川監督は「今までいた選手が試合に出れるか、と言えば必ずしもそうではない。どんどん新しい選手が出てきてほしい」。あくまでも健太流のチーム作りを進めていく考えだ。