<J1:新潟1-0横浜>◇第7節◇20日◇東北電ス

 横浜のMF小椋祥平(27)が、病床の仲間に勝利を届けられなかった。故障のDF富沢に代わって今季初先発も攻撃のリズムをつくれず、後半35分にベンチに下がった。

 GK飯倉大樹(26)が心外膜炎で横浜市内の病院に入院中。選手たちは激励の言葉をプリントしたTシャツを着てウオーミングアップし、新潟に駆けつけたサポーターも「ピッチに立てない仲間のためにも勝利を」などと書かれた横断幕を掲げた。

 小椋は「大樹のためにという思いもあったし、個人的にも勝利につなげられなくて悔しい。自分の力不足」と唇をかんだ。