<J1:C大阪4-1清水>◇第21節◇17日◇金鳥スタ

 C大阪が清水を4-1で下した。2-1で迎えた後半40分、FW柿谷曜一朗(23)がダメ押しとなる3点目のゴール。MFシンプリシオ(34)からのパスを右足でトラップすると、ノーステップで左足でループ気味にシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。「左足でシュートを打つスペースがあると思ったので、イメージ通りでした。左足が痛かったから、逆に力を抜けて打ててよかった」。

 前半には、清水DFカルフィン・ヨンアピンに左膝を踏まれる場面が続き、試合後には珍しく不満をぶつけた。「あれは絶対に許されへんし、(主審も)ああいうのは許してほしくない。大事に至らなくてよかったけど、(負傷すれば長期離脱の可能性もある)膝なんで。ヨンアピンは『アクシデント』と言っていたけど、僕はそう思えへん。膝を見て足を振り下ろしてきたから。向こうも必死だろうけど、ちょっとビックリした」。患部をアイシングし、足を引きずりながら帰りのバスに乗り込んだ。