<J1:甲府1-1東京>◇第30節◇27日◇中銀スタ

 互いに3バックで臨んだ一戦。序盤はホームの甲府がリズムをつくった。早い出足でボールを奪い、カウンター。サイドを有効につかった攻撃で攻め込んだ。

 すると前半28分、FWジウシーニョのクロスをDF佐々木がそらして、最後はFW平本が左足で決めた。1点ビハインドの東京は途中から従来の4バックに戻して、反攻に出たがゴールは奪えず後半へ折り返した。

 後半に入っても東京のリズムは生まれない。後半17分にFW平山が投入。守り固めに入った甲府を押し込み始めた。すると同34分、DF徳永の右足ミドルで同点に追いついた。勝ち越しを目指しさらに攻め込んだもののドローで、両者痛み分けに終わった。