<天皇杯:大分1-2横浜>◇準々決勝◇22日◇大銀ドーム

 横浜が延長戦の末、なんとか勝利して、3年連続ベスト4入りを決めた。

 前半は両チーム無得点。後半27分、DF栗原勇蔵(30)がCKから頭で合わせて先制。追いつかれて延長に突入したが、延長前半4分にMF富沢清太郎(31)が強烈なミドルシュートを決めて勝ち越した。

 苦しんだ末の勝利に、樋口靖洋監督(52)は「リーグ戦が終わって、どこまでメンタル的にも体力的にも戻っているか心配だったが、選手はいい動きをしていた。結果にはホッとしている」と胸をなでおろしていた。