宮崎キャンプを行う鹿島が8日、打ち上げた。午前中に練習を行い、9日のプレシーズンマッチ福岡戦(レベスタ)のため、午後に移動。

 8日間のキャンプに、トニーニョ・セレーゾ監督(58)は「今回は体力づくりが一番目的。これからチーム戦術に入って、開幕までに仕上げていきたい」と話した。今季は日本代表FW大迫勇也(23)がブンデスリーガ2部1860ミュンヘンへ移籍し、得点源を失った。「得点源がないなら失点を減らす。逆の発想しかない」と話す一方で「代わりがいないというのはクラブにとって大きなダメージ」と危機感を募らせた。

 今後は事実上のクラブの親会社にあたる新日鉄住金と協力して、開幕までにFWの補強にあたっていくという。