<J3:金沢4-0相模原>◇第1節◇9日◇ギオンス

 金沢が記念すべき「Jリーグ初戦」に大勝し、森下仁之監督(46)は「多くのファンの期待に応えられた」と喜んだ。昨季JFLで2引き分けだった相手に前半こそ無得点だったが、後半に大分、山形などでプレーしたDF作田裕次(26)元町田のDF太田康介(31)らが4連続ゴール。相模原を攻守に圧倒した。

 ドイツ語で「2」を意味するツヴァイと、「進む」のゲーンを合わせ「チームとサポーターがともに進んでいく」ツエーゲンがチーム名。金沢弁で「強いんだっ!(つぇーげん!)」の意味もある。56年に誕生した金沢サッカークラブが、06年にJリーグを目指して改名。たどりついたJの舞台に「J3の開幕が迎えられて幸せです」と森下監督は話していた。