<J1:鹿島0-2C大阪>◇第4節◇23日◇カシマ

 開幕3連勝で首位の鹿島が、本拠に3位C大阪を迎え撃った。先制はC大阪。前半19分に右CKのはね返りを、MF長谷川アーリアジャスールがペナルティーエリアの外から右足で蹴り込んだ。

 鹿島は開幕4試合目にして初失点。開幕4戦連続完封勝ち(90分以内)のJリーグ新記録はならなかった。その後もC大阪が優勢。フォルランのワンタッチパスや柿谷、南野の突破などで主導権を握った。

 反撃したい鹿島は後半開始から2人を交代。トップ下の土居に代えて本山、左MF豊川に代えて、途中加入で追加登録されたばかりのジャイールを投入した。これが奏功。2人を中心に攻撃が活性化され、押し込むようになる。18分にFWダビ、20分にMF遠藤と惜しいシュートが続く。

 2点目がほしいC大阪もカウンターで応戦。25分と26分にMF杉本がシュートを放ったが、いずれもGKの好セーブに遭った。

 そして後半41分、フォルランに待望のリーグ初ゴールが生まれた。1-0の後半41分、FW柿谷が左サイドから送ったグラウンダーのパスを中央で受け、GKが飛び出した無人のゴールに右足で流し込んだ。ゴールを決めると、クルッと半回転。右腕を振って豪快にガッツポーズした。観戦した姉らの前で、リーグ4戦目にして結果を出した。試合も2-0で勝った。