<J1:大宮0-2甲府>◇第9節◇26日◇NACK

 完敗した大宮の大熊清監督(49)は「後半選手交代で後手を踏み、試合も後手を踏んでしまった」と、振り返った。

 前半サイドからの攻撃が機能せず、後半からMFカルリーニョス(31)を起用。ところが、同11分で負傷退場するなど選手起用もチグハグ。

 攻撃では最後の局面でミスを連発、守備でもあわやオウンゴールとなるバックパスのミスが出るなど、いいところがなかった。

 193センチのFWラドンチッチ(30)を投入し、DF菊地光将(28)を前線に上げての終盤の超パワープレーも不発。「ボール際で負けている部分もあった。選手の気持ちが後ろ向きになっている」と、同監督は4連敗に肩を落とした。