名古屋は8日、豊田市内のグラウンドでランニングやミニゲームで調整しホーム鹿島戦に備えた。後半戦は5戦1敗4分けと勝ちきれないチーム状況だが、西野朗監督(59)は「いい形で戦えている時間が多いが、(得点機で)いいリズムを作り切れていない」と分析した。

 ポゼッション(ボール支配率)に関しても「それに対する選手の意識は高くなってきているが、決定的なチャンスに結びつけないと意味がない」とボールを回しながらゴールに攻め込む気持ちが大事と話した。

 チームは鹿島戦から金色の「名古屋テレビ塔60周年記念ユニホーム」を着て戦う。西野監督も「今日は宿舎もいつもと違う所です」と気分を一新して豊田スタジアムでのリーグ戦、初勝利を狙う。