名古屋は15日、愛知・豊田市内のグラウンドで軽いランニングやボール回しで調整し、16日のアウェーG大阪戦に備えた。

 新潟から移籍加入したFW川又堅碁(24)もシュート練習などフルメニューに参加し軽快な動きを見せた。

 西野朗監督(59)は「彼のスタイルとして直線的に攻める所もあるし、その先にしっかりゴールを捉えた中でプレーしている。現状のグランパスの攻撃で足りないところを感じながらプレーしてくれているなと思う」と川又を評価していた。

 しかし、実戦から5戦離れていること、14日にチームに合流したばかりということを考慮し「まだまだ時間は必要」と話し、G大阪戦はベンチ入りはするが途中出場が濃厚。補強が一段落したチームは、5月10日のG大阪戦から始まった7戦勝ちなしの悪い流れを今節G大阪戦で断ち切り、V字回復のいいきっかけにしたいところだ。