<J1:G大阪3-1神戸>◇第33節◇29日◇万博

 “関西ダービー”で敗れ、これで3連敗。G大阪の首位浮上を演出する形となってしまった。

 3点リードを許したが、後半25分に、MF小川慶治朗(22)のゴールで1点を返した。だが、それ以上の反撃は出来なかった。これで2試合連続ゴールとなった小川は「ごっつぁん(ゴール)とも言える。試合を決定づける仕事をしたい。勝利のためのゴールでないと、評価できない」と悔しげな表情を見せた。

 次節はホームでの最終節川崎F戦。小川は「敗戦の中でも、ポジティブな要素も取り出して、次につなげるべきだと思う。自分やチームの成長につなげられるように」と前を向いた。

 今季限りで退任する安達亮監督(45)は試合後の会見で「決していい試合ではなかった。非常に残念」と悔やんだ。