鳥栖は16日、来季監督に元磐田監督の森下仁志氏(42)が就任すると発表した。森下氏はクラブを通じ、「鳥栖は日本で一番、謙虚にひたむきに走り、戦えるチームだと思っている。今のスタイルを全面的に出していきたいと思う」とコメントした。

 鳥栖は今季、首位に立っていた8月に尹晶煥監督を解任。吉田恵監督(41)が後任として指揮を執り、5位でシーズンを終えた。後任として、甲府の監督を今季限りで退任した城福浩氏(53)らも浮上したが、森下氏と合意に至った。

 森下氏は東京・帝京高、順大を経て1995年にG大阪入りし、札幌、磐田でプレー。2012年から13年途中まで磐田を率いた。今季は京都でコーチを務めていた。