開催国カナダ(FIFAランキング30位)対カタール(同56位)戦は大荒れの一戦となった。カナダの中心選手、MFイスマエル・コネ(24=サッスオーロ)が危険なタックルを受けて左足を骨折。病院に直行するアクシデントが起きた。

3-0と一方的にリードした後半6分、ボールをキープした際に後方からMFアッシム・マディボ(29=アルクワラ)に後方から足を刈られるようにして倒された。

ピッチに倒れたコネは苦悶(くもん)の表情。左足は内側に曲がり、明らかに骨折していた。それを見たカナダの選手たちはボールをピッチに叩きつけ、マディボに詰めより、両チーム選手が入り乱れてもみ合いになった。会場は騒然。救急隊の緊急措置が入り、試合が5分ほど止まった。

当初はイエローカードだったマディボはVARチェックでレッドカードに変更となり、退場となった。カタールは前半31分にもDFホマフ・アフメド(クルトゥラル・レオネサ)が決定機阻止で一発レッドとなっており、9人で戦うことになった。

唯一の救いは担架で運ばれるコネがスタンドに気丈に手を振り、雰囲気を落ち着かせようとしたこと。拍手を受けてピッチから去った。

続く後半17分にもFWアリ・アハメド(ノリッジ)がシュートを打った際にも再びカタール選手がタックル。両チームが再びにらみ合う状況となった。

試合はカナダがエースFWジョナサン・デービッド(ユベントス)の3得点などで、6-0と圧勝した。アルゼンチンのメッシに続く今大会2人目のハットトリック達成。チームは3度目のW杯にして初勝利となった。1勝1分けとなり、決勝トーナメント進出は確実になった。

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