暁秀高内田はスペイン2部サラマンカ有力
加藤学園暁秀高(静岡)のFW内田将志(18)が10日、スペイン2部リーグのサラマンカと今週中にも契約合意する意向を明らかにした。沼津市内の同校で行われた卒業式に出席後、代理人のロベルト・ロドリゲス氏が交渉の大詰め段階に入っていることを明言。同リーグで契約を結べば、高卒ルーキーとしては初の快挙となる。昨年の8月から「試合に出場できるクラブ」を条件に契約先を模索していた内田が、ようやくスペインへと旅立つ。
中学時代から6年間通った加藤学園暁秀の学びやに別れを告げた内田は、晴れやかな表情で語った。
内田 今、サラマンカとセビリージャ・アトレチコ、テネリフェが挙がっています。今、代理人のロドリ(ロベルト・ロドリゲス氏)から一番名前が出ているのがサラマンカ。最有力だと思います。
1月3日から1カ月間、昨年8月に正式オファーを受けていたスペイン1部の名門Aマドリードの練習に参加。しかし、同クラブでは3つの外国人枠に入ることは至難のため、渡欧中「出場できる」クラブを条件にセレクションを受験。その時、契約を結ぶ手はずだったが、タイミングや条件が合わずに帰国した。
「本当に決まるのか」という不安な気持ちを抑えて1カ月、代理人からの情報を待った。ようやく交渉が大詰め段階に入ったことを伝え聞き「何もできなかったらすぐにクビにされる。1日1日しっかりやっていきたい」と、目前に迫る夢舞台への決意を語った。
一方で、1カ月のスペインでの練習で外国人選手のフィジカルの強さとサッカー用語の煩雑さを痛感。帰国後、週に3、4回は熱海の専属トレーナーの元で徹底的に上半身を鍛え上げ、夜は語学勉強に励んでいる。
3日には自動車の国際免許も取得。今週中にも3クラブのいずれかと契約合意に達し、代理人の指示に従う予定だ。卒業式を終え「3年間いい思い出しかない。本当に楽しかった」と、まだあどけなさが残る18歳・内田の挑戦が始まる。
[2008年3月11日13時28分 紙面から]
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