大分が、大きなハンディを背負ってナビスコ杯新潟戦(16日・東北電力)に乗り込むことになった。累積警告のFW高松とDF森重に、12日の川崎F戦で退場したDF深谷も加え、主力3選手が出場停止。さらに同戦で左足ふくらはぎを痛め、この日は治療に専念したFWウェズレイについても、シャムスカ監督は「新潟戦(の出場)はダメ」と出場させない方針を明かした。川崎F戦の先発から少なくとも4人が変更を強いられる苦しい状況だ。

 試合を2日後に控えた14日も、川崎F戦(12日)に先発した主力はリカバリーメニューの軽い調整だけ。前日13日に練習試合を行っている控組だけで行った練習も、コーチ陣が加わってようやく7対7のミニゲームが行えたほどだった。「(先発決定は)明日の練習をチェックしてから」とシャムスカ監督。厳しい戦いが予想されるが、2トップ不在のFWで先発起用が有力な松橋は「結果を出さなければ次のチャンスがないと思う」と、チームの窮地でのアピールを誓った。