<J1:東京V4-1清水>◇第13節◇18日◇味スタ

 清水は1-4で東京Vに敗れた。前半29分にオウンゴールで先制点を献上すると、そのまま悪い流れを変えられずに失点を重ねた。後半40分に1点を返したが、今季リーグ戦で先制された試合は1分け5敗。リーグ戦は4勝3分け6敗の暫定15位で、中断を迎えることとなった。

 誰もが、がっくりとうなだれた。前半29分にDF高木和がGK西部へのバックパスしたボールが西部の逆をつき、オウンゴールで失点。今季6試合目となる先制点を献上すると、前半43分、後半4分、同30分と失点を重ねて1-4。微妙な判定もあったが、ミスからの失点に、指揮官は「悔しい思いでいっぱい」と険しい表情で振り返った。

 先制されると立て直せないもろさが、この日も出てしまった。前半2分に先制されて敗れた6日のアウェー新潟戦後、指揮官は「気持ち」の重要性を指摘した。その時以来の敵地でのゲーム。長谷川監督は「新潟戦と同じ轍(てつ)を踏むな」と言い聞かせていた。

 だが、この日も同じだった。「気持ちをうまく切り替えていけるようになっていかないと、まとまったチームになっていかない」とGK西部。崩されたわけではない。それでも、失点を取り返すだけの「気力」と「体力」が、現時点では足らなかった。暫定15位でリーグ戦は一時中断。長谷川監督は「もう1度、チームをきちっと整備して、チーム力を上げていきたいと思う」と、顔を上げた。

 試合後、選手たちはユニホーム姿のまま、自主的にミーティングを行った。チームのため、思っていることをぶつけあった。「エスパルス代表として戦っている自覚をもっと持って、やっていく必要がある。同じ過ちを繰り返しちゃいけない。これを最後にするって強い意識を持って練習して、ナビスコも予選突破できるように頑張りたい」(兵働)。逆襲へ向け、落ち込んでいる暇はない。【浜本卓也】