<J1:京都2-1鹿島>◇17節◇16日◇西京極
元日本代表の京都FW柳沢敦(31)が、古巣鹿島相手に自身10年ぶりの3戦連続ゴールを決めた。前半11分、FW渡辺の右クロスに反応しフリーとなる。頭で合わせ豪快にゴールネットを揺らした。ホームで2-1の勝利とチームの2連勝に貢献した。「ダイゴウ(渡辺)がいいボールを送ってくれた。勝ち点を積み重ねることで、チームとしてまとまりが出てきた」と手応えを口にした。
普段は喜怒哀楽を必要以上に面に出さない柳沢だが、鹿島は思い入れのある相手だった。「外に出て鹿島のすごさが分かった」としみじみ言う。今年1月に京都移籍を決断した時は「けじめだから」と自分で退団のコメントを570字の長文で表現したという。
「首位のチームに勝てたことは自信になる。ここから大切。このまま勝ち続けていきたい」ときっぱり言う。チームは10位に浮上。加藤監督も「柳沢の価値はボールのないところでの動きにもある。彼の練習態度が若手の成長を促している」と厚い信頼を置く。「現役選手でいる限り日本代表をあきらめない」と公言する柳沢。京都でゴールを決め続ければ、代表復帰も見えてくるはずだ。【奈島宏樹】




