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清水FW岡崎2発/J1

決勝ゴールを決めた清水FW岡崎(中央)はDF岩下(右)の祝福を受ける
決勝ゴールを決めた清水FW岡崎(中央)はDF岩下(右)の祝福を受ける

<J1:清水3-2柏>◇第22節◇23日◇日本平

 清水は3-2で柏を下した。リーグ5戦ぶり先発となったFW岡崎慎司(22)が、ホームで434日ぶりとなるゴールを決めるなど2得点の活躍。前半で2点のリードを追いつかれるも、後半で勝ち越す執念を見せて、リーグ4戦ぶりの白星で14位とした。

 嫌な雰囲気を振り払ったのは、北京帰りの岡崎だった。前半1分、CKを合わせたDF岩下のヘッドがポストに跳ね返ったところに飛び込んで先制弾。ホームでは434日ぶりのゴールで、完全に勢いに乗った。同点で迎えた後半5分には、またもやCKを頭で合わせたDF高木和のボールに、頭から飛び込んだ。両手を突き上げて、喜びを爆発させた岡崎。長谷川監督もベンチを飛び出し、両拳を何度も握りしめた。

 有言実行だった。「先に点を取ることが1番」。柏戦前、岡崎は先制点の重要性を口にしていた。北京五輪では、すべてで先制点を奪われ3戦全敗。先制点の重要性を痛感した。「見返すにはプレーしかない。悔しさをぶつけるところがJリーグと思う」。勝利の鍵は先制点-。5戦ぶり先発のこの一戦で、すべてをぶつける覚悟はできていた。

 だからこそ、迷いはなかった。2得点ともゴール前に飛び込んで奪った。「GKが前目にポジションをとっていたので、狙っていこうと思った」。大舞台での経験を経て、泥くささに冷静さが備わった岡崎。指揮官も「素晴らしい活躍をしてくれた」と絶賛した。

 4戦ぶりに勝ち点3を手にし、8月の無敗記録も14に伸ばした。次節は中3日でアウェー名古屋戦。ひと回り成長した岡崎が、清水をトンネルの出口へと導いていく。【浜本卓也】

 [2008年8月24日11時37分 紙面から]


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