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仙台痛恨のドローで自動昇格遠のく/J2

先制点を決めるも、引き分けに終わった菅井は試合終了と同時にへたり込む
先制点を決めるも、引き分けに終わった菅井は試合終了と同時にへたり込む

<J2:仙台1-1広島>◇第42節◇9日◇宮城ス

 3位仙台はMF菅井直樹(24)が先制点を決めるも、前半44分に追いつかれ広島に痛恨のドロー。山形との勝ち点差が「5」となり、自動昇格の2位が遠のいた。

 左ふくらはぎ肉離れから復帰し、執念で決めた先制点に歓喜したのが遠い昔のようだ。ピッチにへたり込み菅井は「ゴールしても勝てないと意味ない」とうなだれた。質の高いサッカーを展開する広島にボールを回され、それを追い続けた90分間に「きつかった」。菅井は疲れ切っていた。

 日本代表FW佐藤寿率いる、広島の強力攻撃陣を封じるためにとった3ボランチ。だが先制後は、相手の勢いに押されて最終ラインに吸収されるほど、押し込まれた。集中力の切れた前半44分、その佐藤寿に同点ゴールを献上した。

 勝ち点3を目指しFW中島、MF梁、関口の3人が後半開始から相手ゴールに迫る。だが守備に追われ、腰を引いたままの3ボランチの押し上げがない。「誰が上がって、バランスを取るか。連係を深めないと前半だけで疲れる」。もどかしさを菅井が口にした。

 J2通算200試合出場を達成した梁にも、笑顔はない。「山形が勝ったから勝ち点1じゃ、しょうがない」。それでも「あくまで他力だけど、自動昇格を目指す」と強がる手倉森監督だが次節、引き分け以下で山形が勝てば、自動昇格が消滅する。残り3戦で奇跡が起こることを、サポーターは信じている。【山崎安昭】

 [2008年11月10日14時2分 紙面から]


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