J1山形の呼称やユニホームの一新を目指す「モンテディオ山形フルモデルチェンジ(FMC)構想」のサポーター向け説明会が10日、山形市内で行われた。提唱者で東北芸工大教授の中山大輔氏(40)が、サポーターの要請に応じる形で実現。この構想は、先月18日に運営団体「スポーツ山形21」の理事会に諮られたが、非公開だったため県民不在と批判されていた。
約2時間半かけて中山氏が説明を終えると、初めて構想の全容を知った約150人の参加者から次々と意見がぶつけられた。質疑応答の序盤は「密室の案を既定路線のように説明されて不快。凍結を求める」「モンテと青白のユニホームで汗をかいた十数年がゼロになる」と不満が噴出した。
しかし、否定意見ばかりではなかった。「アイデアを出せる人間が山形にいない中、矢面に立ち提案してくれて感謝します」と声が上がると、場内の雰囲気は肯定的に傾いた。この流れに中山氏も態度を軟化。先月の理事会では「呼称に漢字を使わなければ提案自体を断って」と話したが、この日は「モンテ残しで構想を進める道もある」。「月山山形」の代案「東北山形」「月山ユナイテッド山形」なども冗舌に提案した。
山形は今月7日からFMC構想メンバーを公募。今後はサポーターに意見を求めながら結論を模索する。【木下淳】



