<J1:大分1-0京都>◇第2節◇14日◇九石ド
カメナチオが復活だ!
大分が、ホーム開幕戦で京都を1-0で下し、今季初勝利を挙げた。アウェー名古屋の開幕戦は3失点で逆転負けしたが、この日はFWウェズレイ(36)のゴールを全員で死守。昨季リーグ全34試合中17試合を無失点で乗り切ったパターンがよみがえり、得意の「1-0」で逃げ切った。
これが大分の真骨頂だ。わずかに1得点でも、勝ち点3を積みあげるたくましさを、今年もホーム開幕戦で発揮した。DF森重ら守備陣が、同点を狙う京都攻撃陣の前に何度も体を投げ出し、シュートをブロック。懸命な守備で1点のリードを守り抜いた。「みんな守備で頑張っていた。大分らしいサッカーを見せられた」。前半41分にFWウェズレイのゴールをアシストしたFW高松主将の声も、自信でみなぎっていた。
1-0で前半を折り返したのは開幕の名古屋戦と同じ。だが、後半3失点した反省を生かした。「ハーフタイムに同じ過ちを繰り返さないようにしようと誰もが口にしていた」とDF森重。追加点を狙う攻撃陣と、反撃をしのぐ守備陣で意思統一できなかった失態を再び犯すわけにはいかなかった。
京都の反撃に対して、DF陣は高めにラインを保持。攻撃陣は高い位置から相手にプレッシャーをかけ続けた。京都が攻撃人数を増やしシステム変更するたびに、シャムスカ監督もMF清武、DF坪内を次々投入。「むやみに攻撃に行くんじゃなく、守備を維持して少ないチャンスを生かそうとした」とMF金崎。チーム全員が守備意識の統一して、昨季リーグ17戦無失点の堅守を取り戻した。
シャムスカ監督が不敗宣言したホームの初戦で今季初勝利。「昨年以上の成績を出すには無失点を多くしないと。今日はそのスタート」と森重。開幕戦の悪夢を吹き払った大分が、次節21日もホーム開催の新潟戦。さらに上昇気流に乗る。【村田義治】




