現在13位の東京が苦手の「夜」を制し、上位進出を狙う。29日G大阪戦から来月5日広島戦までゴールデンウイーク3連戦が、すべてナイター開催。昨季は4勝3分け5敗と負け越したナイター戦の克服が巻き返しへのカギとなる。照明設備のない小平グラウンドでは開始時間に合わせた練習は難しいが、ホーム前日調整を通常の午前から午後に変更。今野は「試合前に寝てから臨みます」と、選手個々に夜対策にも着手している。

 今季は開幕10戦で実に6戦がナイターだが、既に消化した3戦は2勝1敗と勝ち星が先行中。長友は「夜の試合後は寝つきが悪いし、アウェー翌日移動も厳しい。でも体調管理するのがプロ」と、夜に強いチームへの変身に貪欲(どんよく)な姿勢をみせていた。