川崎Fの日本代表MF中村憲剛(28)の、20日の大分戦(等々力)での先発が微妙になった。17日のW杯最終予選オーストラリア戦前に38度超の発熱。帰国した18日は自宅で静養したが、19日の練習ではフルメニューをこなした。ただ先発については「(当日の)コンディション次第。思った以上に動けてる。でも(関塚)監督次第」と言葉を濁した。

 5月25日の日本代表の集合以来、約1カ月ぶりに川崎Fに戻り「やっぱり、こっちが仕事場」と笑みがこぼれた。それでも代表合流直前に川崎Fで週2試合をこなし、代表では5連戦を主力として戦い抜き、疲労は蓄積している。大分戦を含め5連戦が控え、24日にはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)G大阪戦(万博)と大一番がある。20日の朝まで、コンディションを見極めた上で出場の可否を決める。