Jリーグは20日に再開するが、最下位大分はまた“痛手”を負った。20日の川崎F戦(等々力)で復帰後初先発予定だった攻守の要、MFエジミウソン(33)が18日の練習で左足ふくらはぎを損傷。19日に大分市内の病院で検査の結果、欠場が決まった。13日のナビスコ杯新潟戦(東北電ス)で、公式戦17戦ぶりの勝利を挙げたばかりだが、上昇気流は早くも去り、暗雲が迫ってきた。
ナビスコ杯での17戦ぶり勝利の余韻も吹き飛んだ。川崎F戦には、長期離脱から約1カ月ぶりの先発復帰となるMFエジミウソンをはじめ、右かかと疲労骨折が癒えたエースFW高松、DF深谷ら主力がそろって出場する予定だった。しかし、エジミウソンが18日の練習で左足ふくらはぎを痛め、高松とMF金崎が17日の練習試合で左足首をねんざしてともにリタイア。昨年11月に左ひざを損傷して戦列を離れ、5月末に復帰したばかりの深谷は7日のナビスコ杯磐田戦で、今度は右足甲をねんざして欠場することになった。
ケガから復帰のFWウェズレイが1トップで出場するが、ベストとはいえない布陣。シャムスカ監督は「目標はJ1残留。いいスタートを切りたい」と意気込んだが、思い描いていた青写真は早くも崩れ去った。
残るリーグ21戦のスローガンは「サバイバル21」に決定。この日の練習前には、大分県の広瀬知事がイレブンを激励に訪れた。「大分トリニータを愛する有志の会」による選手強化のための緊急募金活動で100万円超が集まるなど、県民を挙げてのサポートが続き、勢いに乗りたいところだったが、リーグ戦10連敗中のチームにさらなる試練が訪れた。【菊川光一】




