鹿島DF内田篤人(21)が「体力強化週間」でパワーアップを図る。5日の川崎F戦で退場処分を受けて11日の大宮戦は出場停止。15日のナビスコ杯準々決勝川崎F戦まで実戦間隔が空くため、全体練習より個人の体力面強化に重点を置く特別メニューに励むことになった。

 9日の練習では紅白戦を行った本隊から離れ、メディシンボールを使った体幹トレーニングなどを消化。「出場停止になったけど、次の試合までに、今までにできなかった練習に取り組みたい」。今季は代表とクラブの往復で肝心の体力強化をする時間が取れず、体力面に不安を抱いていた。出場停止の期間を有効に使って上半身、下半身の筋トレなどを行い、悪夢をプラスに変えるつもりだ。