浦和の日本代表DF田中マルクス闘莉王(28)が、8月中旬まで離脱する可能性が出てきた。18日大分戦(九石ド)で腹直筋を損傷。精密検査から一夜明けた21日、さいたま市内のクラブハウスで治療などを行い「普段ならケガをしない、初めてのところ。ゆっくり休むしかない」と、練習再開のめどが立たず、医療スタッフから安静を指示されていることを明かした。

 大分戦の会場はピッチ全域で芝の根付きが悪く、足をとられて踏ん張った際に痛めた。日常生活でも「寝返りを打つと痛い」。8月8日に韓国で行われるJOMO杯のオールスターメンバーに選ばれているが、出場は「分からない」という。8月中旬までには、今月25日の名古屋戦を皮切りに、リーグ戦2試合とナビスコ杯準々決勝第2戦・清水戦の計3戦がある。