22日のJ2東京V-甲府戦(味スタ)で、東京VのFWレアンドロが相手選手から人種差別的な発言を受けたと主張した問題について、Jリーグは24日にも最終的な方向性を打ち出す。羽生事務局長は23日に「処分するかしないか、するならどういう処分をするか、明日決めます」と明かした。

 同戦後にレアンドロが「試合後に『チンパンジー』などと言われた」と話したことを受け、鈴木マッチコミッショナーが両チームに事情聴取した。Jリーグは23日午前に届いた報告書をもとに、両クラブに徹底調査するよう通達した。同事務局長は「規律委員会として必要があれば、クラブに行く方向になる」と、Jリーグとして直接クラブを訪問する可能性も示唆している。