浦和の日本代表DF田中マルクス闘莉王(28)のメッセージが、市制施行120周年を迎えた水戸市の記念誌に掲載されることが2日、分かった。闘莉王は03年にJ2水戸で42試合10得点と活躍し、同年10月に日本国籍を取得している。浦和に移籍後も、同市に自身の書籍を寄贈するなど親交が深く、市側は「ご縁がある方なのでぜひ、水戸へのメッセージを掲載したかった」という。ハードカバー30ページの記念誌は、3日の式典に合わせて7000部発刊され、図書館など各施設で閲覧できる。現役Jリーガーが自治体の記念誌に登場するのは異例で、闘莉王は「大変光栄です」と話した。