札幌石崎監督、来季も1年契約で退路絶つ
石崎体制2年目の来季、今度こそJ1昇格を果たす。25日、コンサドーレ札幌は石崎信弘監督(51)と来季契約を更新したと発表した。推定年俸は2000万円で、契約期間は10年2月1日から11年1月31日の1年間。「1年でという気持ちが強いので」と2年目の来季も今季同様、退路を断って臨む。
目標は1つ、J1昇格しかない。「今年はいい結果が出せなかった。今年の反省をうまく生かせれば」と達成に向けた。手応えはある。「今年はまったくチームが分からない中で、1年間積み上げてきた。来年は0からじゃない」。選手の名前覚えから始めた今季とは、スタートが違う。攻守の切り替えをたたき込んできた蓄積を生かし、昇格戦線を狙う。
道のりは厳しい。来季チーム強化費は今季の6億円台から、一気に3億円台にまで落ち込む。「今のままではきつい」とFW、GK、サイドバックの補強を狙っているが、思い描く選手が獲得できる保障はない。「だれが入ってだれが抜けるかが問題」と話すように先の見えない状況ではあるが、「チームが苦しいときこそ力になれるように」と続投を決断した。
今季は見て楽しい攻撃的なサッカーを掲げてきたが、目標達成にそれも一部封印する。「来年はJ1に上がることを最優先に考える」と、自身のポリシーを貫くだけでなく、あくまで勝ちを狙う戦いも視野に入れる。18日に正式オファーを受け「自分でやると決めたんだから。条件などない」と即答した心意気で、来季はチームスローガン通り、真の「戦う」チームを築いていく。【砂田秀人】
[2009年11月26日11時3分 紙面から]
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