浦和を退団することが確実な日本代表DF田中マルクス闘莉王(28)が、国内移籍も視野に入れていることを明かした。7日、さいたま市内のクラブハウスを訪れ「国内も考えないといけない。W杯もあるし、大事な1年」と、来年6月のW杯に向けたコンディション調整などを考慮し、移籍先として国内も選択肢に入れている。

 また、闘莉王の獲得に乗り出していた名古屋が、5日のリーグ戦終了後に、交渉をしたいという旨の通知を出し、浦和側にすでに届いていることがこの日、判明。闘莉王の移籍先は当初、中東が有力と見られていたが、現時点でオランダ1部のトゥウエンテから正式オファーが届いているほか、スペイン1部のサラゴサも興味を示している。