仙台千葉が現役続行、引退一転15年目へ
ミスターベガルタはスパイクを脱がない-。引退覚悟で今季を迎えていたJ2仙台MF千葉直樹(32)が21日、現役続行の意思を表明した。今年1月のトークショーで「もう1年、最後だと思ってプレーします」と第一線から退く可能性を示唆したが、悲願のJ1復帰とJ2初優勝を遂げて心変わり。「来年もやる気持ちを固めました」と口にした。仙台一筋15年目の来季もピッチに立つ。
引退か現役か-。毎年、サポーターの関心事になっている千葉の去就が固まった。この日の練習後、近日中に契約更改する意向を明かし、来季も仙台でプレーすることを約束した。
千葉 やる気持ちでいます。引退して、後輩たちがJ1で戦う姿を遠めから見守りたいとも思ったけど、体が続くなら頑張ってみようかなと思いました。
18日、丹治強化部長と行った第1回交渉で「(現役続行は)無理です」と伝えた。だが、強く慰留された上に来季の編成が魅力だった。「今年、本当にいいチームになったし、来年もベースは変わらないって言うから。(戦力として)クラブは来年もやれって言うし、期待に応えたいと思った」と決意を固めた。
来年で33歳だが、まだ成長している。不動のボランチとして今季40試合に出場し5得点。手倉森監督から「攻守に直樹が利いてたな」と何度も評価された。例年はシーズン終了後に体重が65キロを下回り「もう今年で限界」と引退を考える。周囲も「仕方ない」と納得するほど、やせ細るが、今季は最後までベスト体重69キロをキープした。
昨季はMF梁とともにチームで2番目に遅い契約更改でファンをやきもきさせたが、今季は心配無用。来季も背番号7がベガルタの心臓になる。【木下淳】
[2009年12月22日11時59分 紙面から]
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