女子サッカーなでしこリーグ1部の東京電力マリーゼが1日、昨季限りで退団した9選手を発表した。04年アテネ、08年北京と五輪2大会連続出場のエースFW丸山桂里奈(26)が、夢だった海外挑戦のため移籍を決意。「(本拠地)福島県とサポーターの皆さま。5年という長い時間、応援していただき心から誇りに思い、感謝しています。またいつか、どこかでお会いできたらと思います」とコメントした。今後、移籍先探しを本格化するという。

 丸山は05年にマリーゼ入りし、8得点で新人王を獲得。2部に降格した07年は17試合22得点と活躍し、優勝と1年での1部復帰に貢献した。日本代表でも58試合13得点と結果を残した。

 また、DF宮崎有香(26)も海外移籍のため退団。GK増田亜矢子(34)MF五十嵐章恵(28)神原史(27)松野みどり(25)神戸成美(21)FW本間真喜子(33)森田牧子(25)の7選手は現役を引退する。