J1清水のDF市川大祐(29)が4日、ユース時代から親しい1歳上のMF小野伸二(30)の“ナビゲート役”就任を買って出た。長谷川監督の採用した4-3-3の新システムで初めて行われた攻撃練習で、同じ右サイドで息の合った連係を披露。「誰もが認めるように、小野さんは(好機に)出てくるタイミングやパスの質が素晴らしい。ボールを出しやすいし、受けやすい。これからさらにイメージを共有して、お互いの理解度を高めていきたい」と話した。

 午後の練習がオフとなった前日3日には、MF藤本とともに、小野を誘って昼食に出かけた。「(小野は)高校3年間しか、清水にいなかったから、レストランとかを知らないんですよ。これから、おいしいお店をどんどん教えてあげたい。若手も一緒に連れていけば、すごく勉強になると思うし」と力説した。

 2人は全体練習後も、田坂コーチを交えて3人で談笑しながらグラウンド周囲をランニング。お互いの少年時代から小野の海外での思い出、そして近年の清水のチーム事情に至るまで、楽しそうに語り合った。市川の公私にわたる献身的なサポートに小野も「いろいろ学ぶことが多いので助かってます」とうれしそう。各世代の代表で築いた2人の信頼関係は、清水の超攻撃的布陣で輝きを増す。【大石健司】