昨季、選手会長を務めたJ1仙台DF渡辺広大(23)が8日、右大腿(だいたい)骨骨肉腫の闘病生活に入った大宮DF塚本泰史(24)に、募金を贈る私案を明かした。「まだ今季も選手会長を任されるか分かりませんが」と前置きした上で「自分が選手会に諮って、募金か何か、少しでも助けになれたらと思います」と話した。現段階で具体的な話し合いはないが、大宮と対戦する13日のホーム開幕戦で募金箱を設置したり、選手会として募金を届けることを提案するという。「彼の離脱で大宮は一丸となっている」と警戒しつつ、同じJリーガーとして激励する意向だ。