鹿島FWマルキーニョス(34)が父親の急死のため、戦線離脱を余儀なくされた。28日未明に悲報が届き、この日チームが出発したアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のペルシプラ・ジャヤプラ戦(30日、インドネシア・ジャカルタ)の遠征への参加を取りやめ。故郷のブラジルへ緊急帰国することになった。

 クラブ関係者は「あまりに突然のことだった。死因も不明らしい。どのくらいブラジルに戻るとか、今後の予定も決まっていない」と明言。今遠征はマルキーニョスに代わりMF船山が帯同したものの、4月はリーグ戦とACLの過密日程を強いられるだけに、エースの離脱はチームにとって痛手。FW大迫や佐々木ら若手の奮起が期待される。