山形は、W杯南アフリカ大会によるリーグ中断期間に、山形県酒田市でキャンプを行う。期間は6月24日から1週間程度の見通し。戦術トレーニングよりも、シーズンを戦い抜くために、体力の再強化が最大の目的だ。小林伸二監督(49)はC大阪を指揮した05年に、サマーキャンプをあえて灼熱(しゃくねつ)のグアムで実施し、優勝争いを演じた。グアムとはいかないまでも、気温の高い酒田市をキャンプ地に選んだ背景には、リーグ再開後の再浮上への強い意欲が込められている。13位からの逆襲を誓い、モンテディオが一時的に陸上部と化す。