<J1:名古屋1-0京都>◇第21節◇28日◇瑞穂陸
名古屋が最下位京都からキッチリと勝ち点3を奪い、首位固めに入った。27日に発表された新生・日本代表から漏れた「候補」2人が躍動し、選手層の厚さを示した。前半23分。W杯南アフリカ大会代表だったFW玉田圭司(30)が左サイドを鋭いドリブル突破。パスを出したDF阿部が「とにかくタマさんの動き出しが良かった」と話す鋭い1歩目で勝負アリ。玉田がゴール前に上げたこぼれ球を、ゴール前に詰めていたMF金崎夢生(21)がオーバーヘッドキック気味に決めた。
ともに代表招集歴を持ち、今回も代表入りが期待された実力者だ。4年後のブラジル大会を目指すと公言している玉田は「代表のことは関係ない。(選出は)クラブの延長線上。人とは違うプレーを出していければ」とプライドをにじませた。徹底した縦への突破が魅力の金崎は、自身のJ1通算100試合出場を決勝点で飾ったが「もっといいゴール、印象に残るゴールを決めていきたい」と向上心をみせた。
チームはこれまで格下に取りこぼす悪癖があったが2人の活躍で、やりにくい首位と最下位の“天地対決”を制し、悲願の初Vへ勝ち点を積み上げた。【八反誠】



