仙台MF太田吉彰(27)が、プロ10年目で初の「キャプテン」として古巣に立ち向かう。1日のナビスコ杯準々決勝第1戦(対磐田、ヤマハ)に4-2-3-1システムの右MFで先発。今季は変動制キャプテンマークについて「太田?
ありうるよ」と手倉森監督はニヤリ。太田も「もし巻けば、プロ人生で初めて」と意欲を示した。昨年7月まで在籍したジュビロに勝って恩返しする。
古巣との対決に照準を合わせたかのように状態が高まっている。前節28日の湘南戦で後半開始から出場。FWの位置まで上がって40~50メートルのドリブル連発やポスト直撃シュートなど躍動した。試合後は「移籍後、初めて自分らしいプレーができた」とまで言った。
3月6日のリーグ開幕磐田戦は後半37分から途中出場。かつての本拠地で、ロスタイムを含めて約10分しかプレーできなかった。「今回は先発なので何回といわず、何十回も好機を演出しなければ。過去に何度も客席を沸かせたヤマハで、輝きを取り戻したい」と武者震いした。日本代表DF駒野やGK川口ら、気心の知れた先輩に対し「どんどん仕掛けていきたい」。移籍が間違っていなかったことを証明する。【木下淳】



