けが人続出の浦和に明るい兆しが見え始めた。16日に右太もも裏を痛めたDF平川忠亮(31)、5日の天皇杯で右太もも裏を肉離れしたFWエスクデロ・セルヒオ(22)、8月28日鹿島戦で左足首を痛めたDF宇賀神友弥(22)が21日、さいたま市内での全体練習に合流した。午前は控え組とともにパス練習で汗を流し、午後からは主力組も交えて実戦練習に参加した。

 3人が復帰し、約1カ月ぶりに10対10の練習が実現。18日清水戦で試合復帰したFW田中も、主力組で精力的に動いた。右サイドバックに入った平川は「今日やれたから不安はない」。エスクデロも「離脱していたのは2週間だけだったから、いいイメージで戻れた」。宇賀神も「出場したら勝ちたいと思う」と新潟戦(25日、埼玉)の出場を見据えた。