C大阪が今季、昨年まで香川真司(21=ドルトムント)が付けていた「背番号8」を欠番にすることを検討していることが14日、分かった。Jリーグのチームで1ケタの背番号が欠番になるのは極めて異例だが、チーム関係者は「今年は背番号8に見合った選手がいない。そういう選手が出てきた時に付けさせればいいんじゃないか」と話した。

 C大阪では、背番号が固定制となった97年以降、背番号8は森島寛晃が引退する08年まで背負い続け、09年からは香川がドイツに移籍する10年途中まで引き継いできた。いわば、日本代表にも名を連ね、チームの中心となる選手が背負ってきたエース級の番号。それだけに、後継者にふさわしい選手の出現を待って、重みのある背番号8を与えることになりそうだ。