日本代表としてアジア杯に出場しているG大阪MF遠藤保仁(31)に、特別休暇が与えられる可能性が高まった。27日、クラブ関係者が「最終的には帰国後に本人と西野監督が話し合って決める方向になるが、ある程度のまとまった休みを取らせるでしょう」と説明した。チームの1次キャンプとなるグアム合宿(2月7~15日)を回避、実戦形式主体となる宮崎合宿(同18~23日)からの合流になりそうだ。

 昨季は年末12月29日の天皇杯準決勝・清水戦まで戦い、その後すぐ代表に合流したため休養がとれていない。疲労の蓄積による故障や体調面の悪化が最も心配されることから、合流後も特別調整になることも視野に入れている。今季もクラブではアジア・チャンピオンズリーグに出場し、代表とフル稼働が強いられる。今日28日で31歳になる「日本の心臓」は、疲労を回復して新シーズンに入る。