元日本代表でビーチサッカー日本代表監督のラモス瑠偉(るい)氏(54)が、思い出の詰まった教会で、亡き妻と最後の別れを交わす。同氏の妻、初音(はつね)さんは19日午後8時15分、都内の病院で肝がんで死去した。52歳だった。関係者によると初音さんは療養生活を送りながらも、今月初旬に沖縄旅行を楽しむなど元気な様子だったという。同氏は27年間連れ添った伴侶に先立たれたショックから、憔悴(しょうすい)しきっているという。

 通夜は今日21日午後7時半から東京都千代田区麹町6の5の1、聖イグナチオ教会で、葬儀・告別式は22日午後1時半から同所で営まれる。喪主は同氏が務める。2人は84年6月に同教会で挙式、思い出の地で参列者とともに亡き妻を見送る。