<Jユース杯:名古屋3-2広島>◇準決勝◇23日◇金鳥スタ

 名古屋が初優勝へ王手をかけた。日本代表FWハーフナー・マイクの弟、DFハーフナー・ニッキ(16)が広島の猛攻を得意のヘッドで封じ、勝利に貢献。初の決勝進出を果たした。C大阪は清水に5-1と圧勝し、3年ぶり2度目の決勝進出。決勝はともに初の日本一を目指し、25日に金鳥スタで行われる。

 U-18(18歳以下)日本代表DFハーフナー・ニッキが名古屋を初の決勝へと導いた。1点差に迫られた終盤だった。「今年になって3センチ伸びた」という195センチの長身で、サイドからのクロスをはね返し、高円宮杯U-18プレミアリーグ初代王者の広島を破った。

 「全国トップのチームに勝ててうれしい」。この日の試合は、U-18代表のイスラエル遠征を終えたばかりの状態で臨んだが「家に帰ったらすぐに寝るようにして」コンディションを整えた。

 オランダ1部フィテッセへの移籍が決まった兄、日本代表FWハーフナー・マイクの存在も大きな刺激だ。「マイクが海外に行くのはうれしいけど、マイクの弟と言われるのは嫌。早くトップに上がってオレも名前で呼んでもらえるようにしたい」。まずはユース日本一を実現させる。